【発達障害っ子ママで放デイ看護師が教える】「うちの子にピッタリ!」児童発達支援・放課後等デイサービスの選び方!

こんにちは。チャクラのママです。重症心身障がい児の放デイ看護師で、【発達障害児支援士】として働いています。そして、自閉症スペクトラム、知的障害、DCD(発達性協調運動障害)の小2長男チャクラと、次男ちゅんころぴー、夫と4人暮らしです。小2の長男は公立小学校の特別支援学級、知的障害級に通っています。

そんな私が、児童発達支援・放課後等デイサービスの選び方のポイントをお伝えします!

児童発達支援・放課後等デイサービスの選び方のポイント

✔ 本人が楽しいかどうか

✔ 送迎や土日・長期休暇、延長時間があるか

✔ カリキュラムと、本人の特性を踏まえて関わってくれるか

✔ 在籍するスタッフの専門性

✔ 様々な相談に乗ってくれるか

✔ 活動スペースの広さや清潔さ

✔ 事業所の雰囲気

✔ 口コミやホームページ

最重要ポイント① 本人が楽しいかどうか

親は子どもに色々な願いを持ってしまうため、「こんなのできるようになってほしいな」と思って事業所を選んでしまいがちです。しかし、日々通うのは子ども本人です。子どもが楽しく感じ、通えるかどうかの目線を大事にしましょう。

ポイント② 送迎や土日・長期休暇、延長時間があるか

上記の①はとても大事なのですが、通えないことには始まりません。以下も大事な確認ポイントですね。

  • 学校まで送迎してくれるか、自宅まで送ってくれるのか、事業所へお迎えに行く必要があるのか
  • 土日、祝日は営業しているのか、土日祝、長期休暇中の営業時間の変更はあるのか(平日と、土日祝や長期休暇は営業時間が違う事業所もあります)
  • 平日の営業時間に、延長時間を設定しているか

ポイント③ カリキュラムと、本人の特性を踏まえて関わってくれるか

様々な特色を持つ事業所が増えてきています。本人が好きそうな活動でもっと得意になることも大事ですし、家庭でできないようなカリキュラムも、本人の経験を積むのにいいですね。しかし、通うのは発達でこぼこがある子ども達です。事業所が実施したいカリキュラムをこなすことが難しいこともあるでしょう。「どうすればやる気になるか、やれるのか」など、本人の特性を踏まえて考えて歩み寄ってくれる事業所は、子どもへの観察力も対応力も素晴らしいと思います。「うちの子はこんな特性があって」と相談し、「○○なやりかたもあるので、少しづつできる範囲でやっていきましょう」と返事してもらえると、うれしいですね。

ポイント④ 在籍するスタッフの専門性

児童発達支援、放課後デイサービスには、管理者以外にも

  • 保育士
  • 児童指導員(保育士や教員免許を持っている方が多いです)
  • 作業療法士、言語聴覚士、理学療法士
  • 臨床心理士、公認心理士
  • 看護師                   などなど

多くの職種が働いています。専門性の高い職種が複数いるということは、それだけ多くの目線から子どもたちを観察し、支援することができます。「専門家がいる=質の高い事業所」と捉えることもできますね。

ポイント⑤ 様々な相談に乗ってくれるかどうか

児童発達支援・放課後等デイサービスは、通所する本人だけでなく、親、そして兄弟も支援対象です。「話がしやすそうだな」、「相談しやすそうだな」、と感じられる事業所だと、安心して通わせられますし、「主治医にこんなことが次の課題だ」と言われても情報共有しやすいですよね。

ポイント⑥ 活動スペースの広さや清潔さ

様々な特性を持つ子どもたちが集まって過ごす空間です。活動スペースが十分確保されているか、清潔への意識はあるかなど、しっかり確認しましょう。

ポイント⑦ 事業所の雰囲気

児童発達支援は未就学児、放課後デイサービスは小学生~高校生までが通います。そのため、事業所の雰囲気は、子どもの年齢や疾患の重度さでも変わります。そして、スタッフ間の雰囲気も大事ですね。スタッフのイライラは子どもにも伝わります。自分の子どもに合いそうか、チェックしておきましょう。

ポイント⑧ 口コミやホームページ

施設の評判が明らかに悪いところはイヤですよね。口コミは主に下記の4つがあるかなと思います。

  • 特別支援学校や特別支援級のママ友や先生に聞いてみる
  • 小児科クリニックの医者に聞いてみる
  • 地域の保健師や相談支援員に聞いてみる
  • リタリコ発達ナビやGoogleマップの施設口コミを見る

また、事業所には下記の2つを毎年公開する義務があります。

  • 「事業者向け放課後デイサービス自己評価表」(勤務しているスタッフ達からの評価表)
  • 「保護者等向け放課後デイサービス評価表」(通所させている保護者からの評価表)

これらも読んでみて、低い評価があまりに多いところはやめておいたほうがいいかもしれません。

たくさん書きましたが、通ってみないとわからないことも多いと思います。たくさん見学に行って、「子どもが楽しめるのか」「大事なわが子を預けられる、信頼できるところか」の視点で選んでみてくださいね。

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